2020年11月19日
弔電を送る時に使ってはいけない言葉
葬儀に参列をしたいと思っていても遠方である為に参列が難しい場合や、病気療養などの理由で参列が不可能となっている場合、弔電を送ることが望ましいといわれています。ポイントとして挙げられているのが、忌み言葉を使わないようにすることです。
忌み言葉とは不幸を連想させる言葉や不吉な数字、生死に関して直接発言するような言葉を避けることといいます。また、重ね言葉といって、またまたなど続ける言葉を使うことも失礼である為、避けてください。一般的には宗教ごとに忌み言葉が違うと考えられており、特に神式やキリスト教式では仏式の言葉を使わないようにすることが望ましいといわれています。
神式やキリスト教式で行われるはずの葬儀に弔電として「ご冥福をお祈りいたします」といったことや、「供養」、「成仏」、「往生」などの言葉を使うことは失礼にあたるからです。また、キリスト教式ではありませんが、欧米出身の人の場合13という数字を忌む風習がある為、使わないように心がけてください。
事前に宗教を確認し、相手に対して失礼にならないように配慮した形で弔電を送ることは、大人としてのマナーである為気を付けましょう。最も重要なのは亡くなった方の死を悼むことであるからこそ、失礼のないように心がけてください。